グループ対策とは、グループのメンバーあるいはグループ全体が雪崩に巻き込まれる危険を避ける方法である。斜面にいる人間の数を最小限にし、散らばって行動する。理想的には、一人が斜面を通過する間、他の人間はその人間を援護できるように安全な場所に待機しており、その一人雪崩の危険のない場所まで行けたら、次の人間が待機をやめて行動するようにすると良い。ルートを選定する上では、ルートの上と下にどのような危険が潜んでいるかを考慮し、予想外の雪崩に巻き込まれたらどうなるかを考えておくべきである(例えば、「起こる可能性は低そうだが、仮に起これば致命的だ」など)。停止や宿営は安全な場所でのみ行う。雪に埋まった際に低体温になるのを遅らせるために温かい衣服を着用する。グループの人数を決める上では、あまりに少人数過ぎると、いざという時に有効な救助が出来ないが、あまりに多人数過ぎると安全管理をしにくいという事を天秤に掛けて決める。一般的に単独行動は勧められない。なぜなら、あなたが埋まっている事に気付く人がおらず、従って誰も救助に来ないからである。更に、雪崩の危険性は、そのルートを使えば使うほど高まる。つまり、スキーヤーによって斜面が乱されれば乱されるほど、雪崩は起こりやすくなっていくという事である。最も大事な事は、グループ内で安全な場所・脱出ルート・斜面の選択などについてはっきりと伝える事、また全てのメンバーの雪山における移動技術・雪崩救助技術・ルートファインディング技術の程度をしっかりと理解しておく事である。
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雪崩の危険要因を知るには、その地域の気象履歴、現在の天気と雪の状況、そしてメンバーの経歴や体力・健康状態など、多岐にわたる情報を集めて蓄積する事が求められる。